くわころ徒然日記

思ったことをつらつらと。頭弱いけど弱いなりに考えている私の頭の中を開示していきます。※誤字はステータス

夢を現実に考える

 

「夢を現実に考える」

 

抽象的な夢はとても希望に満ち溢れ、わくわくする。

自分を突き動かすエネルギーにもなる。

でも、いざその夢を現実的に落とし込み、目の前に具体的行動まで落とされて突きつけられると戸惑う人もいる。

 

きっと、その人の中で夢物語が現実に自分の目の前に現れたから

それができなければ自分の夢物語は崩れてしまうから。

崩れた時、自分の希望が無くなる気がして怖いから。

でも、絶対に必要な過程だと思う。

 

 

 

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どうしてこういったことを思うのかというと最近カタリバでこういったことを高校生に自分自身が話すから。

(カタリバわからない人は調べてください。)

 

カタリバという活動で高校生と話していると絶対に一定数いる

「漫画家」

イラストレーター」

「声優」

という特殊な職業を希望する子とよく話す

(自分の趣味嗜好的に、そういった人を持つことが人より多いと思う)

(というより、自分もその一人であったし、今でもあるからだ)

 

 

夢を否定することはしない。絶対に。

でも、その夢をどこまで「現実」に落とし込んでいるかはよく問う。

「夢物語」でとどまっている人が圧倒的に多いからというのもある

 

 

今の時代、学生でデビューなんて全然珍しくない。

漫画もイラストレーターもフリー投稿できるアプリもサイトもある。

ちゃんと才能が認められたら正式に仕事としてオファーがくる

お金も発生する取引もやろうと思えばできちゃう。

漫画雑誌だってよく見れば高校生で投稿している人なんてざらだ

声優も同じ。

やろうと思えばたくさん募集している。

 

「専門的なことを知らない習ってない」

「そんな時間ない」

 

でも、今活動している人も知識なんてない。

勉強と両立している人もいる。

独学でもやろうと思えばできるし、勉強しようと思えば資料なんて大量にある。

まずやってみないと今の自分が具体的に何ができないのかわからない。

それをわかるためにも必要だから

 

 

 

漫画家志望の子には30Pまず描くことを促し。

イラスト関係の子にはそういったサイトを紹介し。

声優志望の子にはそういった経験をしている人の話を具体的にする。

高校生のふわふわしている夢を現実のTODOにして目の前にぽいっと提示してみる。

 

 

 

すると飛びつく子と、言い訳をする人がいる。

大半は今まで見てきた限り後者の反応を示す子が多い。

言い訳をする人は何かしら自分でもどこかで「無理」と思っていることが多い。

だからそこを突いていくことをする。

本当はその職業を希望していないかもしれないし、「職」としてやる熱量が実はなかったりする。

嫌な顔されることあるけど…(笑)

 

 

人によってはつらいけど、絶対にいつか向き合わないといけない工程のひとつ。

その時間がその人にとって嫌なものであっても、将来ふりかえって必要とだったと思える機会になればいいと思っている。

 

 

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と、カタリバで最近やっていることを書いたけど

言いながら最近思うのは

 

「じゃあ、自分はできているのか」

 

ってこと。

高校生に話している自分に、自分は実際追いつけているのか。

夢を現実に落とし込めているのか。

 

 

「ひとりひとりの価値観を肯定する空間を作りたい」

現在のわたしの夢。

 

それが本当に「心」から本気で思っているのか。

そして、それを実際に達成する行動は何かを考え、行動できているのか。

 

 

たぶんYESとは言えない。

ほんとうに心から思っている夢なのかもまだ疑問。

実は全く別なことなのかもしれない。

どうやってふわっふわしたこの考えを、具体的に考えるのか。確かめるのか。

 

 

話しをする自分に自分が追いつけるのはいつなのか。

そんなことを考えます。